クラシア

COLUMN

【 工務店さん不動産会社さんとともに住宅業界を盛り上げる 】その101

2020.9.5

工務店支援

今までの地震対策では足りない・・・更なる検討を!
地盤調査をして、地盤補強する。
耐震等級を高める(耐震等級3、耐震等級2など)。
これでは、不足している感があります。
日本全国で地震が頻発しています。
台風、洪水も頻発しています。
自然災害が前例のないレベルで想定をはるかに上回って起きています。
これからは今までの対策プラスαが必要です。
それは、地震時に揺れやすさの指標である【 地盤増幅率 】を加味した設計と構造計算です。
地盤増幅率とは、地表面近くの地層の地震時の揺れの大きさを数値化したもので、標準値は1.35となり、数値が大きくなるほど、揺れやすいことになります。
地面を ようかん と プリン に例えるとその上に家が建っている、どちらが安全か!?ようかんですよね、こういったイメージです。
慣れ親しんだ地耐力は地盤の沈下に対して抵抗力がどれだけあるのかを示す指標。地盤の表層の揺れやすさを考慮したものではありません。
同じ地耐力であっても、地表面の揺れやすさは場所によってことなるのです。
ということは、同じ地耐力であっても、場所によって、対策が異なるということ。
これ、あまり知られていないと思います。
時代の変化、自然災害の猛威を考えると、より慎重な検討と対策が必要になってきています。
人の生命を守り、家の損傷を最低限に食い止めること、住宅事業に携わるものとして、更なる進化が必要になってきています。
近日中に、この件でセミナーを開催したいと思います。
ZOOMにて人数限定で行いますので、ご興味ある方は、ご連絡頂ければ、ご案内いたします。