クラシア

COLUMN

【 工務店さん不動産会社さんとともに住宅業界を盛り上げる 】その118

2020.9.23

工務店支援

教わるだけのセミナーは成果につながりません。
最近、教わるだけのセミナー、勉強会が多いと感じています。
講師から一方的に話があって、生徒は聞いているだけというパターン。
料金も数千円から数万円、百万円超えのものまで幅広い。
教わりながら、ワークがあり、講義中に自分で考えるものがある、
自分で考えたものを、講師から又は生徒同士で評価しあう。
このパターンの場合、成果につながりやすいと思います。
更に、教わりながら、持ち帰って自らのビジネスに落とし込み、その成果を勉強会で共有しあう。
同じ生徒同士で、他の生徒の成功事例を共有し、励ましあう、自身に喝を入れる。
一人だと後でいいや、今でなくても・・・となりがちですが、
仲間がいると期限をきって頑張れる。
そんな環境を提供している勉強会が最も成果につながります。
工務店さんが新しいノウハウを仕入れたとき、教わるだけ、聞くだけのノウハウは成果が出ません。
ノウハウ導入後も講師がアフターフォローしてくれる、営業マン同士でおのおのを評価し改善を続けられる。
この環境を提供していないノウハウは成功しません。
新しいノウハウを導入するときに、この点が整っているか確認してから、導入を決めてください。
講師がアフターフォローするということは、それなりの金額です。
安いノウハウは、やる人が自発的に向上心をもってやり続けられる人でないと無理です。
経営者自身がそれができなければ、スタッフはもっとできません。
安いノウハウは経営者が先頭に立って、自らやってみせ、スタッフを引っ張る。
高いノウハウはある程度、講師にゆだねられますが、お任せしすぎると、会社の経営方針と違う方向に行きがちです。
どちらにしても、経営者が積極的にかかわらないと結果は出ません。