クラシア

COLUMN

【 工務店さん不動産会社さんとともに住宅業界を盛り上げる 】その264

2021.2.16

工務店支援

工務店さんの新たなビジネスモデルを考える ★その38
仕組み化として導入するFC。
足りないものは何か・・・。
一見、全て揃っているように見えますが、2つの大きな不足部分があると思います。
一つ目は、
既製品である住宅商品へ興味を持っていただくためのストーリー。
お客様のご要望をヒアリングして、それを既製品の住宅商品へつなげる流れです。
最終的に、既製品という住宅商品の枠内につなげなければなりませんので、既製品が如何にしてお客様の要望を満たしているのかいなかということ。
既製品はその商品の枠を外れてしまうと基本的にはNGになるはずです。
枠を外れると、既製品を名乗ってはいけないということになります。
この考え方は、大手ハウスメーカーも同様で、メーカー商品の枠内の基準があり、モジュールなどもその一つです。
枠内に収まらない場合は、別の商品となる訳です。
一見、つまらないように見えがちですが、既製品の枠内で許容できる規定があるということは、一定の品質を確保できることにもつながります。
規程を設けるということは、品質を保つことに繋がっているので、規程を定めている理由があるということです。
良い品質を保ちながら、お客様のご要望を実現すること。
お客様のご要望を何でもその通りに叶えるという提案もありますが、お客様のご要望を違う形で実現させるプロとしての提案もあるはずです。
この流れをつくることが、FCにはあまり見かけない要素だと思います。
既製品が何故、そうなっているのかが大切です。
明日へつづく。
別件ですが、
本日2月16日に建築職人不足を解消する勉強会を行います。
日本全国で職人不足が解消できてきています。
職人以外には現場監督、CADオペレーターなども。
https://crasia0216.studio.site/
私も登壇させて頂きますので、ぜひ、お越しください。