クラシア

COLUMN

【 工務店さん不動産会社さんとともに住宅業界を盛り上げる 】その302

2021.3.26

工務店支援

工務店さんの新たなビジネスモデルを考える ★その76
固定費を削減することを考える ★その7
アフターサービスを第三者の代行会社に委託する。
住宅事業は新築工事が完成して引渡し済までで終了ではありません。
お客様が住み始めてからもずっと末永く対応することが住宅事業です。
アフターサービスが十分にできていないこと、あると思います。
アフターサービスというと、
・定期点検
・不具合の是正
・メンテナンス工事
・リフォーム工事
がメインになってくると思います。
多くの職人さんが関わって住宅が出来上がるので、住み始めてから、いろいろと不具合が出てきたりします。
建築材料自体の不具合、工事の不具合など多岐にわたりますが、完全にゼロにすることは難しい。
ですから、不具合が発生した時に対応することが大切になってきます。
いちばん怖いのは不具合が発生しているのに、気づかないことです。
そこはプロである住宅業界の方が行って、事前に発見する、発生してしまっていても、被害が少ないうちに対処することが重要となってくるわけです。
自動車の定期点検・車検制度のように法令で定められていれば、必ず行うということになりますが、住宅はまだそこまで義務化にはなっていません。
任意ではありますが、プロの目線で定期点検を行うことが望ましい。
不具合を見つけること以上に、問題ないということを確認することの方が大切だと思っています。
そして、今は大丈夫だが、1年後には、メンテナンスしたほうが良いと事前にお伝えして、気持ちの準備をして頂く、お金の準備をしていただくという意識付けが大切です。
車でいうとタイヤの溝が少なくなってきているので、次回の点検時には、タイヤ交換したほうが良いですね、とお伝えすることと同じです。
定期的なお客様との接触、コミュニケーションがあるから、メンテナンスの必要性が認識されてきます。
工務店さん、自らが行うこと、難しいことも多々あると思いますので、第三者の代行会社に委託することでも、実施することが良いと思います。
最近、良い代行会社を紹介して欲しいというご相談を受けることが増えてきましたが、工務店さんにおつなぎして上手く進んでいるようです。