クラシア

COLUMN

【 工務店さん不動産会社さんとともに住宅業界を盛り上げる 】その114

2020.9.19

工務店支援

お客様のご要望を ヒアリングシート や、ヒアリングで聞き切るのは不可能だと思います。
何故でしょうか!?
お客様ご自身が自身の要望に気づいていないからです。
プランニングを進めながら、図面ができて、パースができて、少しづつ、ビジュアル的に見えてくる。
家づくりが初めてなので、最初から、全てがわかるはずかありません。誰でもそうだと思います。
ビジュアルをみて、初めて、希望と違うことに気づく。
先日、とあるビルダーさんから聞いたのですが、上棟してから、玄関の床上にあるクローゼットを土間レベルまで床を下げて欲しい(靴で入れる)と希望され、変更をかけたそうです。
実物が出来上がらないとわからないこと、多々あると思います。
建築士である私自身も自宅を建てた時に、イメージと違った、気付かなかった、と多くの失敗を経験しています。
住宅事業をしている方ですら、出来上がって失敗に気づく。
誰でも経験があると思います。
素人であるお客様はわからないことだらけ、心配事だらけです。
だからこそ、温かく接する応援団でありたいですね。